東広島市で介護現場の「業務切り出し」をプラスロボが協力 〜介護サポーターの定着に向けて〜
介護福祉特化のお手伝いプラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボは今年6月から東広島市が行う「介護サポーター人材づくり事業」の一環として、介護現場の「業務切り出し」を支援するプロジェクトを開始する。
専門業務と非専門業務を切り分けることで、介護職員の負担軽減の実現を目指す。特にアクティブシニア層の参加促進につなげることを目的としている。
プロジェクトではプラスロボがスケッター事業で培われた業務切り出しノウハウを提供したり、多様な接点作りがもたらすメリットを事業所に伝えていくことで、東広島市が展開する「介護サポーター(介護助手)」が定着する土壌を整える。アクティブシニア層の参加促進によって、健康維持、介護予防や就労の場の確保にもつなげる。 また、本プロジェクトを通じて、広島国際大学などの学生と介護施設のマッチングを促進させることも検討している。
東広島市HP「介護サポーターになりませんか?」▼
https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/soshiki/kenkofukushi/1/kaigojinnzai/25234.html
●スケッターについて
「スケッター」は、介護福祉領域に関わる人(関係人口)を増やすことを目的に、2019年にリリースされた隙間時間のお手伝いプラットフォーム。未経験者や資格のない方でも自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われるのが特徴の体験型シェアリングエコノミー。登録者約3000人のうち7割近くがこれまで介護福祉領域に関わったことのない異業種で、あらゆる業界からの参加者を増やし続けている。
学生や20~30代の登録者が多く、「関心はあるけど、関わるきっかけや手段がなかった」関心層を惹きつけており、異業種からの転職も数多く誕生。定額でシステムを利用でき、紹介手数料が一切発生しない点も事業所メリットの1つとなっている。
今回の他にも、大学や自治体との連携が進んでおり、神奈川県川崎市社会福祉協議会の福祉人材バンクや、広島県府中市、静岡県西伊豆町などもスケッターを活用。地元の学校などに周知し、これまで福祉と関わりのなかった潜在的関心層の掘り起こしに注力している。
・スケッターHP▼